体重にこだわってしまうあなたへ
体重(たいじゅう、英: body weight)は、動物の個体の質量である[注 1]。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/体重
この体重の内訳は 筋肉、脂肪、水分、骨 で更にその重さも人それぞれ変わってくる。
私は、2度摂食障害を経験した。
その中でも悩みの種だったのが「体重」の数値へのこだわりだった。
ダイエット=体重の増減と考える人がほとんどだろう。
摂食障害克服を経て、「体重のあり方」についてアボカド姉さんなりの考えがあるので、悩んでる人は参考にして欲しい。
体重はステータスではない
私がお悩みをいただく年齢層は主に10代から20代前半。バリバリのSNS世代だ。
昨今、ダイエットアカウントを持つことが流行りなのだろう。160cm/45kgダイエット中!十分な数値なのにこれ以上何を減らすの?と問いたくなるようなアカウントが山ほどある。
それを真似て、張り合ってるかのように毎日体重を発表しているのを見て、「体重=ステータス」になっているように感じる。
言わなれば分からない
体重は自分から「○○kgです〜」と口にしない限り、分からないものなのだ。
おでこに書いたり、背中に貼ったりしない限り、街ゆく人にもバレないのだ。
そんな数値をわざわざインターネットという世界の不特定多数の人が閲覧しているようなところで公言する必要はない。
日本人は比較しがち
日本人は容姿や、成績、業績…なんでも比較する習慣がある。メンタルが弱い人は、特に他人と比較する傾向にある。私もそうだった。
「自分、メンタル弱いかも」、「比較されるのは嫌だ」と思う人は最初から公言するようなことはしない方がいいし、そんなアカウントは見ない方が心が穏やかに過ごせる。
かくゆう私も、摂食障害克服を本気で目指した時は、SNSはほとんど利用しなかった。特にInstagramはログアウトした。
毎日の体重は意味ない?
毎日、体重の記録をつけることを悪いことではない。毎日記録をつけることは身体の変化に気づく上では良い事だか、いい例と悪い例がある。
いい例
体重が前日より増えた!→そう言えば、便秘気味だし、浮腫んでるな…外食で塩分も多かっただろうし…塩分は控えめにして水分を摂って様子を見よう!
便秘気味と浮腫が結果として体重に現れてしまってると体のメカニズムをしっかりと理解している。
便秘になれば排泄がない為、浮腫についても体の水分のバランスが崩れ、いずれも体重は減ることは無い。
前日までの行いに自らフィードバックをして、次回の行動に移すことが本来の目的である。
悪い例
体重が前日より増えた!→やばい!ご飯減らして、半身浴で水分抜けばいいよね!
知識がなく、「体重」という名の数値への執着が行動として現れてしまっている。悪いことをした…と自分を責め、追い込んで、間違った方向に進み、ダイエット失敗してしまうパターン。
完璧主義ほど、体重を計ってはいけない
私は、ダイエットインストラクターの正しい知識を持っているのにもかかわらず、2度目の摂食障害を経験してしまった。
正しい知識があっても、「体重への執着」が生まれてしまう。なぜここまで執着してしまったのか、理由がわかった。私
は幼い頃から大雑把ながらも「完璧主義」だった。1度やってしまったものはとことん気が済むまでやり続けないと気が済まない。精神的にも病んでいて、不幸なことにたまたま執着してしまったのが体重という名の数値だった。
体重との付き合い方
体重は飽くまでも「数値に過ぎない。」水を飲んだり、浮腫んだりすれば体重は増えるし、便秘をすれば減るものも減らない。翌日に増えてもそれは「脂肪」ではない。
参考程度に留めて、少し体重計からは離れてみて、体重<姿に思考チェンジすると心も体も穏やかに過ごせることは間違いない。