塩麹×きのこが頑固な便秘を救った話。
自家製塩麹、醤油麹は腸内環境正常化に一役買ってくれ、それだけでなく身体が必ず結果を出してくれる。
最近の実体験を元に塩麹、醤油麹がどれだけ手軽で素晴らしいかお伝えしたい。
数年ぶりの便秘が襲来!
昨年11月、お腹に新しい命が宿った。女性は妊娠すると体調が変化とは聞いていたものの、予想を遥かに超える変化ぶりだった。
初期の頃の変化を挙げると、悪阻はもちろん(私の場合はほぼ食べづわり)、眠気、寒気、、中でも便秘は青天の霹靂。
なぜなら私は摂食障害期間を含む数年間、便秘知らずだったからだ。
パンに含まれるグルテンが悪さをしていた!
私なりの結論づけになるけれど、この便秘は小麦のパンの食べ過ぎによるものかと推測する。
悪阻期間は特に調理するのも、買い物に行くのも苦労があった。
妊娠中は味覚が変わるとも言われており、小麦のパンが無性に欲しくなり、パン屋さんでバケットやベーグルなど割と健康志向なパンを買って食べるようになる。
小麦のパンはグルテンを含む。このグルテンが腸壁にへばりつき便秘を引き起こす原因にもなる。
分かっていながら手軽な上に食べたいものは食べて、ストレスを引き起こさないようにと過ごしてきたが、とうとう酷い便秘となってしまった。
1週間でないなんてことは10代後半以来。
とにかく身体に毒だから何とかしないとと、身体が動くようになった安定期手前頃から作戦決行。
自家製塩麹を作る。
3年前は「塩麹」、「醤油麹」を自分で作り、常にストックがある状態を保っていた。1年半前から生活環境が変わり、以前と同様というのが難しくなり。。。というか手作りはサボっていた。(笑)
発酵調味料はのいいところは「無添加」。「手作り」が1番体が正直に結果をもたらしてくれる。
早速、重い腰を上げて1kgのみやここうじとフンドーキンの醤油、伯方の塩を購入し、大量生産。
冬は時間がかかる
冬は麹の酵素が好む気温を下回るため出来上がりは、夏に比べればゆっくり。醤油麹のほうが出来上がりは早く、塩こうじのほうが少し遅れての完成。これはそれぞれの微妙な塩分濃度が関係してくるから。
材料は簡単なのに少しの手間暇でおいしく健康にいい調味料を作れるんだから儲かったようなもの。毎日欠かさず右回りに塩こうじ、醤油麹を混ぜながら、処方された酸化マグネシウムを飲む日々。
完成した塩麹、醤油麹の使い道
予想よりも少し時間がかかり完成したこの調味料はどのように使ったかというと
- 納豆にかける(醤油麹)
- きのこを茹でて和えるだけの副菜
- 醤油を使う料理に
- ご飯を炊く前に3合に対して1合入れる
と活用しまくり。
効果を実感したきのこの塩こうじ和え
いきなりレシピ
材料
- 塩こうじ 大さじ1
- しめじ(またはぶなしめじ) 2株
1.しめじの石づきをきり落とし沸騰したお湯に入れ湯でる。
2.火が通って粗熱が取れたら、塩こうじを入れて和える
これを1日1回、サラダなどに添えて食べるようにしていたら、腸はみるみる通常運転どころか1日に数回お便りが届くようになった。妊婦さんは便秘になるとよく聞くけれど、逆は予想外だった。
手作り冥利に尽きる
昨今はいろんな便秘薬や健康食品、酵素食品は売っているけれど、結局は気休め程度。昔の人は手作りできる範囲で作って食べて生きてきて、今の世の中があるのだから、それに倣って生活する方が間違いないと私思う。